『父親が娘を強姦したのに無罪になった事件について、夫と話した。』

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おはようございます。篠原みなもです。

 

こないだから
ぼんやりツイッターにはりついていたら、
10代の娘を強姦した父親が無罪になった話が2つすっごい流れてて、

一通り中身を読んだけど納得なんか全然できないし、
昨日はなんか眠れなくなってしまった。

 

ぐるぐるしていたらメンタルおかしくなってきたので、

 

すっごい悩んだけど、

今朝、

夫に意見を聞いてみた。

 

私『夫さん、昨日からメンタル参ってるんや。いまから重いはなしをするけど。めんどくさいからさっさと言え、とかなら聞く必要ないし、一生いわんとくけどどう?』

夫『聞くよ』

私『夫さん、最近父親が娘を強姦した事件がふたつ、無罪になったの知ってる?』

夫『ああ、なんかみた』

私『あれ、どうおもう?』

夫『えーわからん……うーん、
詳しい事情を知ってるわけやないけど、司法が色々聞いた上で”無罪”なら、えん罪の可能性もあるってことやない?』

私『冤罪…。12歳の娘が?父親に強姦されてましたって世間にいうメリットがあるってこと?』

夫『それは、確執があるとか。』

私『娘が辛くて声をあげたとは考えないの?』

夫『それも可能性はあるよね』

私『そうか』

 

夫の中では半々の可能性ってかんじやった。

 

女の私からしたら、
親と確執があるだけでそれこそ警察巻き込むぐらいの度胸があるなら確実に逃げる方法を考えるとおもうんだが。

 

 

私『では質問を変えます。夫さんが溺愛してる末娘ちゃんが小学生になって、
例えば先生に性的なことを強要されました、
娘さんが、助けてっていうたら、信じる?』

夫『それは信じる』

私『では、末娘ちゃんを、夫さんが強姦する可能性はあるとおもう?』

夫『それはない』

私『そうか…』

 

私『夫さん、あのね、
“俺は絶対そんなことありえない”は違う。

あなたが娘を愛してるのはわかるよ?

でも、大事なのはさ、末娘ちゃんが嫌だっていうたときに、受け入れてサッと距離を取れることだよ。

虐待も犯罪も”相手のためにやった”みたいなんめちゃくちゃあるから。
夫さんを信じる信じないやなくてね、

自分にその可能性があることを否定しないでね。

例えば、
前によくケンカしたとき私の尻を撫でて機嫌を取ろうとしたやん?

あれは夫さんはよかれと思ってやってたけど、私は死ぬほど嫌だいうてたやん、
何年もいうてやっとわかってもらったから最近はないけど。

基本的にはあれと一緒。
相手がどうおもうかは相手が決めることやからね。』

夫『…うん』

 

私『あとは、うちには息子がいるから、
人の身体を勝手にさわらないとか、
嫌がられたらやめるとか、
自分も相手も大事にすることを教えてるから、夫さんからも頼むね。

 

夫『うん』

私『では、最後にもう1つ、
夫さん痴漢されてる人みたことある?』

夫『ない』

私『自分がしたことは?』

夫『ないよ』

私はツイートした病院での話をした。

私『私はね、そういうのあなたに全部はなしてないけど、たくさんあるんだよ。強姦まではなくても、セクハラとか痴漢とか”なんやいまのあれは!”とかは。

夫さんは自分が経験してないみてないから、
ないことになってるんやろうけど。

とりあえず娘にも、私にも、なにかあったときは一番に味方になってな。』

 

夫『もちろんだよ』

 

会話はこれで終わった。

 

なにかを察した末娘が夫に絡みにきたから。

今日のことは、

 

私は夫がもし
とか『そんなんありえん、冤罪だろ』
と決めつけたり、

『自分にも性犯罪を犯す可能性がある』ときいて夫が激情していたら、

たぶん離婚まで考えるくらい大事なことやった。

だから、
聞くのが怖かったし、
話せて良かったとおもう。

 

でも

夫の返事に安心したかといえばそうではない。
やっぱりか、
って静かに冷たいきもち。

夫はやはり性犯罪を『俺には関係ない』と捉えていたし、

自分に危険が及んだことがないから、
『かんがえたこともなかった』のである。

“痴漢にあったこともみたこともない”ってことは、
彼にとってはないことも同じ。
ファンタジーの世界とかわらない。

目の前で起こっていてもスルーされる可能性がおおいにあるということだ。

これ、夫が特別おかしいではなく、
一般的なんだろうな、って。

むしろ普段セクハラ発言を好んでしたりしない夫でこれなんだ。

もっと性的なもので常に頭が満ちてる人はさもありなんだろうし、
さらに女性に責任を押し付けてくる人もおそらく、
悪気や自覚なんかないんだろう。

(悪気がないは単なる無神経でしかないから、
私の中では相当評価が低い言葉である。)

 

女としてうまれてきたら、

ツイートの医療機関でのはなしのような、

微妙な『勘違いかな?どうなの?』みたいなやつや、
性的なからかいからガチの性犯罪まで幅はあるけど、

そんなことを一切経験せずに、
アラフォーまできたって人はまれだとおもう。

 

強姦されて子宮破裂してても『重症。命に別状はない』扱いだったり、
それから一生人間不信になり社会生活がまともに送れなくなっても、『死ぬほどケガしてない』みたいに言われたりするの、

怖くてしかたないし、

うちには娘がいるから、
尚更変えていかなきゃとおもう。

 

でも、160センチの小柄な夫ですら、

こういうきもちはたぶんわからないだろう。

 

でも、本当は起こり続けていて、
ゆるしちゃいけないことだ。

性犯罪も見えにくい、
いじめとおなじだと思うんだ。。

 

最後に、

羽海野チカの漫画『3月のライオン』で、
転校を余儀なくされるほどのいじめをした加害者側の子どもとその母親に対して、
ひなちゃんの学校の先生がいうてたセリフ。
真実だと思うから

借りる。

 

『証拠なんてね、出てくる訳がない。イジメではね。証拠がないのは当たり前なんです。』
『やった人間は絶対に認めない。周りの人間も、チクったら次は自分がやられるから口をつぐむ』

『いじめがあったと口に出せるのは、被害にあった人間だけです。』
『ですからね被害者が“いじめがあった”と口にしたことが、すでに一つの証拠なんですよ。』
『被害者が嘘をついていると言うなら、その証拠は?』

 

 

以上、
『私に何ができるだろう』と考えて、

とりあえず手が届く範囲の、
夫と息子に伝えてこうとしたはなしでした。

 

では、今日はこれで。

 

篠原みなも

 

 


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