
こんにちは、篠原みなもです。
今日は、
もうすぐくる私の誕生日に夫の退院が決まり、
その後三週間くらい自宅療養すると聞いて、
うーんと、それはうまくやれるのか私…。
と、
嬉しいけど一抹の不安がよぎるのであります。
えー、だってさー、
私自営業で家で仕事してるのに、
夫暇やから絶対どうでもいいことで話しかけてくるやん。
ほんで、
自分は遊んでるのに
『おなかすいたなあ』
とか言われるやん。
せっかく仲直りしたのに、
定年退職後ギクシャクしだす熟年夫婦みたいにならないことを祈りたい。
例えばこんな雅な雰囲気は、
隣にいたらかもせないぜ。
さて、
夫の手術&入院により、
ワンオペにもずいぶん慣れましたが、
もうなんかっ毎日事件だよね。
雨の日は、
聴覚が3倍、
触覚が2倍になる。猿としては優秀なのだろうが、
違うからこうなる。『次男くんうるさい!!』
『うるさくないも~んギャアアア!』『息子くん娘さん痛い痛い痛い!今日は誰も触らんといて!』
『イヤアアアギャアアアいっしょにねるゥゥギャアア!』つらい(;´Д⊂)
— 自由なおかん@篠原みなも (@jiyuunaokan) May 30, 2018
なんか今夜はずいぶん世間に毒をはきましたが、
つまりは
神経過敏の中
叫びまくる三人のワンオペ三週間を記録し
イヤイヤ娘にごはんを投げられ
やかんのお茶ぶちまけられて
次男が末っ子室内すべりだいの上でだっこしたまま床に落ちてと今日めっちゃしんどかった。
しんどかったのよ私。— 自由なおかん@篠原みなも (@jiyuunaokan) May 30, 2018
朝見送ったはずの小一息子が戻ってきた。
『何?忘れ物?』
『音読の宿題やってなかったからいまやる!』集団登校の集合時間はすでに10分過ぎてる。
『いまやるから!』と泣く息子に
『宿題くらい忘れても死なないけど、みんなが遅れるし、行け!』と、強引に送り出した。
正しいかはわからん。— 自由なおかん@篠原みなも (@jiyuunaokan) May 30, 2018
ほんでこうぎゅーっと苦しくなって、
昨日の夜はずいぶんと毒を吐きました。
自然分娩で
完全母乳で育て
離乳食はだしから手づくり
布おむつ使用で洗濯は手洗い
園に持っていく雑巾やカバンは手縫い
ごはんにレトルトや買った惣菜は不可
お弁当は冷凍食品は使わず全部手づくりしないと母じゃなっていう奴は昭和30年代あたりにタイムスリップして帰ってこなくていい。
— 自由なおかん:篠原みなも (@jiyuunaokan) 2018年5月30日
コンビニがあり
日祝も開いてる店があり
インターネットがあり
通販があり
スマホがあり
エアコンがあり
自分は文明の利器の恩恵をふんだんに受けてるくせに、なんで母親にだけすべて我慢しろというのだ。
納得いかんわ。
— 自由なおかん:篠原みなも (@jiyuunaokan) 2018年5月30日
なんとなく昭和30年代を調べたら
冷蔵庫は氷を使ってた
洗濯機の脱水がローラー式
給食が牛乳やなく脱脂粉乳
テレビや車は一部の裕福な家にしかなかった
井戸や肥溜めが当たり前に使われていた…私らこんな時代と変わらんもんを未だに押し付けられとんのかい。
— 自由なおかん:篠原みなも (@jiyuunaokan) 2018年5月30日
思いの外伸びました。
てかまだ伸びとる。
反応くれた方ありがとうございます。
で、
気付いたことは、
これだ。
結局、
育児をまともにやったことない人だけが『できて当然』
とかいうんだ。
実家にもきょうだいにも地域にも頼れない、
今以上に孤独な子育てが当たり前だった時代なんか、
今までなかったんだから。— 自由なおかん@篠原みなも (@jiyuunaokan) May 30, 2018
そうか、
いまはかつてなくママたちが孤独な時代なのか。
ということ。
ワンオペ育児になるのはママのせいではない。
ということ。
一番の弱者の一人である妊産婦と乳幼児に、
社会の不都合な部分のしわ寄せがいってるだけの話。
基本的に助け合えるほどはきょうだいの数がいないのだし、
地域社会は崩壊しているしご近所の助け合いもない。
地元に大学や就職先がなくて都会で核家族で暮らさざるを得ないし、
働いていても『親元に暮らしている』=ニートみたいな考え方があるからこどもも家を出ていく他ない。
『母親が産休なら父親は産休育休いらんだろ』という根強い考え方とか
『仕事だから』って理由なら命さえ投げ出せみたいな労働環境とか。
父と母どっちもはたらかないと暮らせない賃金のやすさとか。
『密室育児でつらい』という悩みに対して、
安易に
『子育てサロンんとかいけばいいじゃない』
みたいなアドバイス見ると腸が煮えくり返る。
そうじゃねえだろ。
そんなの気休めでしかない。
子育てサロンに行きさえすれば
気の合うママ友が簡単にできたら苦労せえへんわ!!
コミュ障なめんなよ!!!
まあそんなわけで、
結局ツイッターで本音ガンガンぶちまけて、
それに反応してくれた方々に今年はいっぱい会ってるわけですが、
日頃3児の保護者としては3%しか本性を出せないワタクシ、
この歳になって、
めっっちゃ素敵な友達がいっぱいできました。
家事育児の負担は、
できるかぎりお金で解決するとか、
超絶めんどくさいけど頑固で甘ったれの夫を育てていくとか、
まあどうにかしてくしかないんですが、
『孤独をどうにかする』
という面では、
自分から動いていきたいと思ってるしだい。
なぜなら私はずっと、
『弱音を吐ける友だちがいない』
大人にめちゃくちゃいじめられてきたからさ。
母とか、先生とか。
こんなツイートをしたけれど。
小学校のとき毎日私を怒鳴り散らしてこどもを吊し上げてたいたせんせいは、
いつも胃を痛めていて
給食を食べれずに
牛乳をストーブで温めて飲んでいた。私は彼女の教育方針は心底嫌いだったけど、
ただ孤独で弱い大人としては、
彼女のことをそこまで嫌いになれなかった。— 自由なおかん:篠原みなも (@jiyuunaokan) 2018年5月30日
まあ、
そういう目で大人を見ていたから、
めちゃくちゃに攻撃されまくったんだろうなー。毎日ヒステリックに怒鳴り散らされても学校を休まなかった私は、
あの時点ですでに間違いなく、
せんせいより強かったのだから。— 自由なおかん:篠原みなも (@jiyuunaokan) 2018年5月30日
自分の弱さをくもりなきまなこで見透かす子がいたら、
辛いやろなーって、
いまはおもう。
— 自由なおかん:篠原みなも (@jiyuunaokan) 2018年5月30日
私は、
母にしろ先生にしろ、
自分の弱みを認められないばっかりに、
あるいは自分の気持を受け止めてもらえる相手がいなかったばっかりに、
子供に当たり散らしていた大人に対し、
『気持ちはわかる。だがそれは大人として絶対にやったらあかん。』
と思ってる。
仕事がしんどいなら、
家族がしんどいなら
現状が辛くてしょうがないなら、
環境を変える努力がいるし、
積極的に助けを求めるべきだし、
味方を増やすべきだし、
弱音を吐きまくれるくらいの友達をもつべきだ。
それは大人として、親として、
最低限責任を持つべきことだ。
でも、
『弱音を吐けるような友達がどうしたらできるか』
を、
今の教育は教えていない。
親でも説明できる人はめったにいないよなあ、
と思う。
私は思う。
まず、みんな弱音を積極的に吐くべきだ。
『こう言うことが辛い』
『こんなことで困っている』
『こんなときどうしていいかわからない』
それをまず自分から表に出さない限り、
本当の味方はなかなかできやしない。
『自分とちがうから』と理由で攻撃してくるひとも世の中にはいるけど、
そうでない人もちゃんといるではないか!!
と、
私のフォロワーさんや、
私が活動に参加しているチーム
ピースフールズのメンバーを見ているとわかる。
人間同士だし、
感情もあるしギクシャクすることもあるんだけど、
(私も尖ってるので、この間ちょっと一悶着あったんだけど)
つまるところみんなが
『今より、よりよい関係を築きたい。
みんなが元気でしあわせでいてほしい
そのためにはどうしたらいいか??』
と、
みんなが考えているので、
周りのメンバーも、
どちらの味方をするとかではなく、
ただそれぞれ寄り添ってくれているうちに解決した。
つまりは、私と彼女それぞれの弱音を、
きちんと聞いてくれたから
それぞれが回復して元気になっておしまい。
世の中のたくさんあるトラブルも、
案外それぞれにきちんと弱音を吐く先が確保できてさえすれば
そもそも起こらないか、
起こってもこじれる前に解決すると思うんだ。
というわけで、
1才児~70代までナチュラルに平等に参加している軌跡のチーム、
ピースフールズの公式ブログはります
※2018年11月現在は、家庭優先のためゆるやかに関わってます。
ぜひチェックして遊びに来てくださいねー。
ああよかった毒を全部回収して宣伝できたぜ。
ではでは。
篠原みなもでしたー。
追伸
こないだから育児について友人のyukawaちゃんとラジオみたいに話した音声を、
YouTubeで公開しています。
一つは
『母性本能なんて曖昧なもので子育てができてたまるか!第一章』
↑※クリックするとYouTubeにとびます。45分位のゆるい動画です。
これ、実は第7章まであって、
ここからメルマガに登録すると、
残りの2章~7章(一つ5分~15分くらいの動画)が、
毎日送られてくるようになってます。
2つ目は
『イヤイヤ期になったら試してほしい3つの方法』
↑※クリックするとYouTubeにとびます。25分位のゆるい動画です。
ぜひ見てね!!
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