『アホで愛しい夫の話』篠原のメルマガその⑥

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こんにちは、篠原です。

配信時間全然22時じゃなくてごめんなさい。
もう、『朝までにはどうにか送る!!』

くらいのハードルの低さでご容赦ください。
時間がかかってるときはたぶん面白いから許しておくれませ。

ハイでは、

今日は、タイトル通り、
篠原家のブラックホール…もとい、ブラックホース、
夫君の話をします。

夫の概要。

職業:会社員

身長:160センチ(本人の自己申告)

足のサイズ:23(私より小さい。メンズの靴がない)

顔:イタリア系?結婚報告のはがきを見た友人のご両親が『これは絶対日本人やないやろ!!』『ちがうって!!』『そんなわけあるか!!』みたいに全く関係ない遠方のご家庭が物議を醸すほど彫りが深いですが、生粋の日本人。

趣味:釣り、映画鑑賞、テーブルRPG、ボードゲーム、マウンテンバイク、グラスボード、スノボ、シルバー指輪作り、ガラス細工づくり、嫁にいらんことを言うていかに嫌な顔をさせるかトライアル

性格:てきとう。人生の判断基準の99%を『めんどくさいかどうか』で決めてる。まあまあやさしい。

長所:落ち込まない。自己肯定感が高い

短所:いらんことしー。わがまま。人に厳しく自分に激甘。

ざっとこんなかんじかな。

えーと、とりあえず彼のアホさ加減を代表するエピソードを3つばかりご紹介。

その1…嫁のLINEへの返事は基本既読スルーだが、毎年エイプリルフールに友達数人に送りつけるメールを、年明けから真剣に考えてる。内容は、「いかに相手がうっかり信じてしまう程度の微妙な嘘をつくか」
例)独身のときに「子どもが生まれました」と、友達の子の写真を勝手に使って送りつける、とか。
7,8人に送って、年末の仲間内の忘年会のときに、何人まだ信じているかを聞いてネタばらししてほくそ笑んでいる。

その2…結婚した友達のお祝いに、いかに相手が迷惑して邪魔になって捨てにくくて困るものをはなにか、を、真剣に悩みながらそのために交通費使って梅田まで行って一日探し回ったりする。
※前回は「ミニ灯籠を送ってやろうと思ったけどなかった」と言ってた。

その3…私たちの結婚式、家族の食事会、2次会の内容に対し無関心で、『ごはんが美味しければなんでもいい』と言っていたにも関わらず、2次会の日の前日に、いそいそとガチャピンとトナカイのぬいぐるみと猫耳カチューシャ10個を買ってきて、『明日、タキシードの代わりにきぐるみでもいい??あ、猫耳は俺の友達に強制的に配るやつな』『はあ??』

まあざっとこんなかんじ。

特筆すべきは、
3の二次会のとき
結局、二次会中はタキシード、ウエルカムのときはトナカイ。ガチャピンのきぐるみは受付の夫の友だちが着てくれた。猫耳も笑いながら、むしろノリノリで友人たちがつけてくれていたこと。

ほんで、結婚式二次会の席で、
『奥さん、なんで結婚しようとおもわはったんですか??』
『ホンマにこの人でいいんですか??』

と、夫の友人に次々言われる。
直接だよ?初対面で、面と向かってだよ?
しかも、失礼な感じじゃなく、
お友達の顔がまるで、詐欺に合って大金振り込もうとしてる我が子を心配して駆けつけたお母さんみたいやったからね。

で、すでに結婚して8年、
こどもも3人いるというのに、
未だに

『自分、まだ信じられないんですよ。夫君が結婚したの。
まだ、もしかしたら壮大なドッキリで、エア奥さんとエア子どもなのかな??と思ってしまう。』

と、実際に我が家に来て我が子にも会ってる友人にさえそう言わしめる。

まあ、なんかそういう掴みどころの無いやつなんですよ。
ふつーの、サラリーマンなんですけどね。

何やろう、真面目でめんどくさいことは最小限に抑えて、
楽しい、美味しい、面白いことには労力を惜しまない。

そんな人。

でも、付き合いの長い友達グループには愛されている不思議。

ただ、

基本的に適当だけど、

対峙する相手との距離のとり方は抜群で、

本人は別に相手を好きじゃないんやけど、

年下からは『話しやすい』、

年配者からは『なんかわからんけどかわいい』扱いをされ、敵は作らない。

実際うちの親や身内からの評判はすこぶるいい。

私はそれがうらやましかった。

だってさ、

『がんばってるかどうか??』だったら

私のほうがもう、何十倍もがんばってるわけよ。

なのに、
『夫くんみたいないい旦那さんがいて、みなもは幸せねー』とか、
身内に言われる。

もちろん姑さんも、
うちの自慢の息子たんだから当然よ。
くらいのもん。

愚痴ってもすべて
『ハイハイごちそうさま』
と、のろけ扱い。

なにそのわりにあわないかんじ!

で、おつきあいして以来ずっとその『うらやましいなあ』が続いていたんですが、

最近になって状況が変わってきた。

それは、

子どもたちの登場!!

例えばごはん中、

プラスチックの皿をいかに高速で回せるかトライアルを開催している長男、
突然着替えの最中にパンツまで脱いでそれを頭に被り『ウルトラマン!!』と戦いごっこを始める次男、
服の中におもちゃというおもちゃを詰めこみ、『狼と七匹の子ヤギ』で石を詰められたオオカミみたいになってる末娘、

あとは毎日つぶやいてるように、
かごがあれば入る、箱があれば入る、押入れが大好き、紐や棒は振り回す、毛布はマントにする、皿はかぶる、シャチハタは全身に押しまくる、財布の中身は全部出す、高いところにとにかく登る、ダメと言われたことは隠れてこっそり試す、かつおぶしは振りまく、醤油も振りまく、煮玉子三個盗み食いしちゃう…。

まあ、楽しそうだよね!!

その姿は毎日、生きる喜びに溢れている。

私はそれがとても愛しくて、

長男のイヤイヤ期に『どちらでもいいことはすべて、この子に決めさせよう』と決め、

次男を産んで仕事復帰したあと、『子どもを意味なく怒鳴ってしまったときは限界が来ている。よほどのことがない限り仕事を休んで休もう。』と決め、

末娘が生まれたとき、『なにこの可愛い生き物かわいすぎる愛しすぎるどうしよう!!!』となって仕事を辞めた。

サラリーマンを辞めたら時間ができたので、
とりあえずバイトとか始める前に、
いままで『時間もお金もなから無理だ』と思っていた事を全部やってみた。
後生大事に取ってあった貯金を崩して。

子どもたちとウルトラマンのコンサートに行き、トミカ博に行き、京都タワーのホテルに泊まり、森のようちえんに行き、山に登り、美味しいものをみんなでたくさん食べた。
で、自分自身もちゃんと美容室に行き、好きな服を買い、買おうか迷っていた本や漫画も全部買ってみた。接骨院にも行って、本気で体にはいいんやけど一本8000円する酵素ドリンクを月に2本消費してみた。

バイトも、やりたい仕事に限定し、少しでも違和感を感じたらその時点でやめてみた。
しんどくなればバイトの回数を減らし、眠れるときはとにかく眠った。
で、とにかく『たのしい!!』と、思える仕事だけをムリのない範囲でやってみた。
一方で、会社に雇われなくても生きていける食い扶持を作るための勉強をした。

結果、どうなったか。

あんなにボロボロだった髪も肌もツヤツヤになり、
7時から19時まで預けられていた子どもたちが9時から5時までになったことで朝ごはんをゆっくり食べ、テレビを見て、天気のいい日は公園に行ってから保育園に行けるようになった。
夕方もいつも兄弟二人でぽつんと待っていたのが、みんながいる時間に帰るのでお友達と途中まで嬉しそうに手を繋いで歩けるようになった。

帰宅後もガミガミ言わなくてもみんなでとりあえずお茶してからお風呂に入り、ゆっくりご飯を食べて遊んで、9時には布団に入れる。7時半や八時に帰ってごはんをそこから作ってた頃と、
明らかにすべてが変わり始めたのだ。

でも、これは私が一人で決めたことやない。

ここで登場、夫君である。

私が仕事を辞める時私は、

夫に5000円を渡し、

『大事な話があります。
これからイオンに行って、2000円の高級ぶどうジュースと、
あなたが食べたい物を3000円ぶん買って来てください。
そのかわり、15分だけ、話を聞いてください。』

早い話が接待して説得したのである。

夫は美味しいものが大好きで、長い話は大嫌い。
どんなに大事な話でも、聞いてくれるのは15分が限界。

1時間後、
テーブルには、夫が選んだお刺身の盛り合わせが所狭しと並んでいた。
冷蔵庫にはコンビニスイーツがぎっしり。

ぶどうジュースで乾杯し、
キッチンタイマーをセットして、
私は口をひらいた。

『来月から、育休が終わって仕事復帰するけど、ぶっちゃけ私、もう戻りたくないねん。
こども三人になってから洗濯物はすごいし、家事も全然回らない。夜泣きも毎晩下二人めっちゃ泣いてる。あなたも人手不足で半年くらい土日すら家にいない。
子ども二人のときでも身体ボロボロになってたのに、このまま戻ってやっていけると思えない。
まして娘さんは喘息でこの1ヶ月半分しか保育園に行けなかった。でも、具合が悪い時はとことんひどくなる前に休ませてあげたい。39℃熱があるのに病児保育に預けるとか、もう嫌だ。』

夫は刺し身をもぐもぐ食べながら、

『で、お金はどうするん??』ときいた。

私は続けた。

『しばらくは退職金と、失業手当でしのげる。貯金もある。で、いまいろいろ調べたら、ちゃんと勉強すれば家でも稼げる仕事もある。来年の春、3月までできること全部やってみて、全く目が出なければ、保育士としてサラリーマンに戻る。保育士は児童館職員より給料もいいし、求人もいっぱいあるからすぐ再就職できるからそれはだいじょうぶ。
1年だけ私に時間と、家計からためてる貯金の一部を使うのを許して下さい。』

『ええよ』

夫は結構かぶせ気味に即答した。

『ホンマに??』

『その代わり、条件がある。』

『条件?』

『しばらく俺が稼ぎ頭やから、いままでお互い休んだ時間分返してたけど、月に二回日曜日は、休みがほしい。あんたは平日休めるはずやろうし。』

『そうやな、わかった。』

『それからもう一つ』

夫の彫りの深い顔が、やや苦しげに渋い顔になった。

私は少し緊張して、

『何?』

『みなもが社長なら、おれはCIOな。』

『CIO?』

夫は深くため息を付き、
神妙な顔つきでこういった。

『そう、CIO。

ちょっと偉いオッサンの略や。』

えーと、
ごめんね、
とりあえず今なんかなんか吹いた人ごめん、タオル渡しとくね。
実際私もぶどうジュース盛大に噴いたから。
マンガみたいやったね。

神妙な顔が妙に芝居がかっていたのはわかったけど、

ちょっと偉いオッサンって…。

そしてさらにこう付け加えた。

『あと五分あるけどなんかしゃべる??』

『もう、おわりですありがとう』

私は脱力して、そう言う他なかった。

で、あと、

わたし、これ、いまでも夫をすごいと思ってることなんやけど、

後になぜ承諾したかを夫に聞いたら、

『面白そうだったから』

と返事が来た。

『だってみなもはお金持ちになるんやろ??そしたらおれ、憧れのヒモになれるやん!!』

『いや、いくら金持ちになってもヒモはイヤやわ。せめて専業主夫なら相談に乗るわ。』

『それもありか。』

まあ、

そんなわけでめでたく夫の承諾を得た私が取った行動は先に上げたとおり。

ほんで何を商売にするにしても自分を宣伝やろ、と、
へんこオーラを発信するべくツイッターを始めたら、
半年でこんな感じですよお客さん。

ほんで、
夫と子どもはもちろんだけど、
温かく見守ってくれはった皆さんのおかげで、

図らずとも呪いが解けてめちゃくちゃ自由になったし、

それをブログに書いたらめっちゃ感想いっぱい貰って嬉しくて嬉しくて。

だから私、調子に乗ることにしたよ。

このメルマガ30回くらい配信したら本にできないか本気で動いてみるつもり。

タイトルは、
『あんな親にだけはなりたくないあなたへ』
とかそんな感じで。

で、『好きなように生きる』と決めて色々やる中で、
こないだちらっと紹介した、
元ニートだけど自力で脱出し、サラリーマン、ではなくインターネット業界で、大活躍している地雷屋さんて人と友だちになりました。

副業アレルギーのみんな!!だいじょうぶ!まっとうな商売の人だよww!!

ほんでその人が面白いイベントをやるからって私、
明日新幹線で参加しに行く事になりました。

その名も
『ダメ人間フェス』!!

http://fools.fun/fes/

※↑クリックすると宣伝文にとびます。

これ、めっちゃ長い文章書いてあるんやけど、

ざっくり言うと、

『楽しいことだけやって生きていこうぜ!一人で無理なら、自分が苦手なことが得意な人を集めてチームを組めばいいのさ。
苦労が人を育てるなんてもう古い!!これからは楽しんだ奴が最強!』

ごめん、私も長すぎて全部読んでないんやけどさ、
たぶんそんな感じ。

私基本的に直感で動くから、

地雷屋さんに
『こんど面白いイベントがありますよ』
って言われて、
『オッケー!夫に子ども預けれたら行くわ!』

で、即仮申込み。

翌朝。夫の目覚ましが鳴って起き上がった夫を捕まえ、

『夫君!次の日曜日東京でどうしても参加したいイベントがあるねん。日当5000円+おみやげ+いなかった時間分あなたに休憩時間でどうかね。』

『いいけど…あんた実家の犬の世話しに行くとか言ってなかった??』

『うおお!!忘れてた!!どうしよう!!??』

結局、妹に犬の世話を代わってもらい、

めでたく行けることになった。

ごめん妹!!この御恩は必ず返すぜ!!姉ちゃん頑張って超楽しんでくるから!!

ほんでそのイベント、

それが明日…ていうかもう今日やん!!
明日新幹線雪で遅れるかもしれんから早起きせんなんのにだいじょうぶか??
その前に寝られるのか??

まあでも基本的に、結婚式も自分が取り仕切る児童館のキャンプも大好きな沖縄旅行も、
楽しいことの前は3時間寝られたら上等。

いつものことだと割り切ってみる。

ただ、いつも私にいらんこと言うては怒らせて面白がっている夫が、

若干浮気の心配とかしてすねているので、

いままでツイッターもブログも見せてなかったんやけど、

とりあえず今日のこのメルマガは見てもらおうと決めて書き始めた次第。

なのでこの場を借りて、夫にメッセージを贈りたいと思います。

親愛なる夫君へ

いつも私の暴走を止めるでもなく冷やかすでもなく、

まるで映画でも見るように面白がってくれてありがとう。

でも正直この9ヶ月の間の、私の鑑賞代は、
冷や汗がでるくらいのものだと思います。

いきなり仕事は辞めてしまったし、

この半年でえたバイト以外の収入は20円やのに、

約束どおり見守ってくれてありがとう。

私の収入が不安定やからと、

実は休日出勤を頑張っていた事を知ったとき、

実はこの人はものすごく『家族を俺が守る』と、思っている愛情深い人なんや、と

尊敬と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

あんまり褒めるとすぐ調子に乗って威張りだすからあまり言わないけれど、

私がいま、とてもしあわせなのは間違いなく夫君のおかげです。

いつも本当にありがとう。

明日のフェスはどうやら、すげー人の集まりやからそこでガッツリコネを作って、

こんど楽しいイベントを京都でやるから、

心配なら子ども連れて見に来てください。

とりあえず、明日は『人生楽しむレベル99の人』がいっぱい来るらしいから、

その人たちに底上げしてもらって、

リア充な夫君を超えてみせるぜ!!

それでは、また。

今夜も雪が降り明日も超寒そうですが、

あったかくして寝るんだよ。

ほんで明日行きしなに叩き起こすから2度寝しないように!!
3人の可愛い我が子達を、
一日よろしくお願いします。

愛をこめて。

あなたの大好きな妻より

さて!寝ます!!
ねれないけど寝ます!!

今日は盛大なのろけ話にお付き合いありがとうございました!!

明日は楽しんできます!!

ほんでまた、フェスの様子、

メルマガで送るからね!!

それでは、また。

おやすみなさい!!

篠原みなも

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管理人:篠原みなも

こんにちは。

篠原みなもです。

おいしいものと、子どもの観察、

景色のきれいなところでぼーっとするのが大好きです。

1歳ハルカ♀、4歳ミノル♂、6歳カズミ♂と、

3人の子どもがいますが、

『大変ねえ!!』

って言われるたびに違和感バリバリ。

日々いかにたのしく平和にお気楽に生きるかを追求しています。

篠原の詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。