
はじめまして。
篠原みなもです。
京都散策と読書と、こどもの観察が大好きな、
アラフォー兼業主婦です。
5歳と3歳の息子と、ジャスト1歳の娘がいます。
最近サラリーマンを辞めてようやく
色々なしがらみから開放されたので、
おなかに息子がやってきたあの日から早6年。
ずっとずっと気になってしょうがなかったこの問いを、
世間に投げかける日がついにきました。
その問いとは?
『なんで、ママになったとたん、通りすがりの知らんバアサンに説教されにゃならんのか?』
はい、これです。
この問いに即答できる人は挙手して下さい。
(メールくださっても結構です)
ばあさんたちは(たまにじいさんも)顔を合わすなり、
見ず知らずの私に強烈なパンチをお見舞いしてきます。
1 『男の子?女の子?まあ!息子さん2人なの?じゃあ次は女の子ね!!』
2『赤ちゃんは母乳?ミルク?やっぱり母乳が一番よね!』
3『まあ!こんな小さいのに保育園いってるの?かわいそうに!!』
4『赤ちゃんに』靴下はかせないと!!お母さんなんだから気をつけてあげなさいよ』
あるいは妊婦で臨月のころ
5『何か月?え?臨月?じゃあいっぱい運動しなきゃねー。雑巾がけとかいいわよ!』
ああ、書いていてすごくイライラしてきた。
なんなん?
て、いつも思います
あんたら何がしたいの?
1,性別は選べないことくらいわかるよね!てか3人男の子やったらあかんのかい?!
2, 母乳が一番って、私が一滴も母乳が出なくて夜も眠れんくらい思い詰めてたらどうするつもりなんや?あんたが代わりに出してくれるんか??
3,0歳から保育園に預けたらかわいそうなのか?私から仕事取り上げて1年以上二人きりでいたら、確実にノイローゼになって虐待してたよ。早くから社会に出てる子どもたちは私よりよっぽど社会性があるし人にも優しいよ。
4,今5月だけど?足をやたら覆うと発育に悪いって言われてるんだけど。てかこの子ばあちゃんとそもそも体温も代謝も違うから!!
5, いや、全治胎盤で来週帝王切開で産むって決まってるから!
今下手に動いて出血したら母子ともに命が危ないけど!どうしても必要だから、どうにか買い物に出てきたんやど。早くそこをどいてくれ。
いつもいつもいつも、
ほんま余計なお世話!!!
ちなみに
ただの親切な人はそっと助けてくれます。
かわいいわねえ、とか、そっくりねえ、とかいいながら。
席を譲ってくれたり、ベビーカーを運ぼうとしてくれたり、
エレベーターのボタン押してくれたり、
重い扉が閉まらないように押さえて待っててくれたり。
他方、
上のようなことを言ってくる人(たいてい中高年の女性。おじいちゃんもいる)は、
何も、してくれない。
ただ、言いたいことを上から言って言い逃げするだけ。
ほんますごいストレスやからやめてほしい。
気にするなと言われても気になるからやめてほしい。
そんな、
親からも言われたことないのに何であんたに言われんならんの???
だって私、一人でいるときに気さくに中高年に話しかけられるとか、ないんです。
昔から大人受け悪いし。
たぶん、目つきが悪くて何考えてるのかわかりにくいからだと思います。
(なぜか外国の人にはものすごく道を聞かれるけど)
せやのになんで私が『母親』とみるや
『上から目線でいろいろ言っていい対象』になるんやろう?
あんたらなんの権利があって、
独りよがりな意見を私に押し付けてくるん???
思うに、出産や子育てって、超個人的なことです。
例えば「出産」と
一口に言うても、
篠原は3児の母。
長男は陣痛に42時間のたうった末の自然分娩で、産後はグロッキー。
次男は破水始まりで2時間半の超安産で、産後も超元気。
長女は予定帝王切開で、産後は2日間ベッドにつながれ死ぬほどつらかった。
と、自分のお産だけでも超バラバラ。
篠原が一番いいたいのは、
この国の『母親ってこうあるべき』っていう、
よくわからない圧力ってひどすぎない?
ということ。
『女の子』のときは、
どうせ結婚するんだからそんなに賢くなくてもいいとか、
ドジっ子かわいいとかみたいな
ダメなほうがいいみたいな失礼きわまりない価値観すらあるというのに。
それが身ごもって母親になったとたんに、
自分の幸せややりたいことは全部後回しにして
家事育児夫の世話をして、
自分の時間なんてなくて当たり前!
夜泣きや看病で一睡もしてなくても、朝から夜中まで働いて
仕事してても好きでやってるんだから手抜きせず全部できてあたりまえ!!
みたいに急変するんだろう。
それが夫や身内でも大変に傷つくのに
見ず知らずの通りすがりのやつに何で偉そうに説教されにゃならんのだろう??
かつて母親だった人は自分がそうだったからって、
目の前の若いママからも自由を奪わないでくれ!!!
母親が自分の幸せを追求しちゃいかんのか?
もちろん、
幼い子を車に放置してパチンコ、とかはさすがにあかんと思う。
でも、保育園の一時保育に預けて美容院に行く、とか、
たまには夫に子供頼んで飲み会、とかはいいやん!!
と思うのです。
むしろ夫が休みの日に子供を妻に丸投げにして遊びに行くのは全然オッケーなのに、
なぜ母親が同じことをすると非難されるんでしょう。
なんで、スーパーで子供が泣いたり暴れていたら、
『母親のしつけが悪い』と、ひとくくりにされるんでしょう??
だって例えば
職業として『保育士』になろうとおもったら
2年以上専門学校や大学に行って卒業するか
国家試験で10科目の専門科目の試験と、厳しい実技テストをクリアしないといけないし、
現場で働きだしたって、
ずっと勉強して毎日試されて神経すり減らして子どもたちと向き合い続けても、
子育てのプロになろうと思ったら何年もかかります。
きちんとした知識と経験がなければかかわり方がむずかしい子もいっぱいいます。
でも、
産んだら「母親」って、
何の専門知識も経験もない人が大半なのに。
できるわけないやん、と思うのです。
そして、なんで子どもに何か問題があれば、
『ちちおやのせい』とか『じじばばのせい』とかにならへんのでしょう?
この国の人は母親に甘えすぎ!!
そし母親に厳しすぎる!!
甘え倒しているくせにめちゃくちゃ厳しいのはなんでやねん!!
篠原はそこがどうしても納得できないのです。
篠原が思うに、
人の言葉って、
その人が作った料理のようなものです。
例えば、
学校教育は、学校給食にとても似ています。
学校教育が、
この年齢の子は、
この程度の難易度のものを理解する必要があるから、
これくらいの知識量でこんな勉強をさせましょう、と、
国全体で決められるのと同じように、
学校給食は、
この年齢の子は、これくらいの栄養が必要だから、
量もこれくらいは食べられるはず、という、予想で
献立と量が決められている。
しかも始まる時間や、「絶対残しちゃダメ!」と、強制されるところも同じ。
現在はどうやら先生ごとで違うようなのだけど、
少なくとも篠原は「絶対残しちゃダメ」世代。
牛乳が大嫌いで、食が細かった篠原は、
昼休みに遊べなかったのはもちろん、
掃除の時間まで、
半べそで毎日机の前に座っている子でした。
10歳位からはどうにか残さず時間内に食べられるようになりましたが、
中学に上がって給食じゃなくなった途端、
そこから丸6年間牛乳を1滴も口にすることはなかったし
(大学が全寮制で3食給食だったからその時だけ飲んでた)、
食べる量も、
サラリーマンをやめた途端に、
腹六文目以上食べるとお腹を壊す子に戻りました。
今は子どもがいるので、
夕食だけは家族と同じものを食べますが、
朝と昼は、お腹がすいたときに体が欲しているものを、
体が必要なだけ食べるようになりました。
大抵1日2食。
お腹が減らなければ朝と昼は食べるのを忘れ、
夕食だけの時もありますが、
「仕事で動けないと困るから」
という理由で、
本当は食べたくないのに、
無理にたくさん食べていたときに比べて
体調は遥かによくなり、
起き抜けのだるさもなくなり、
ずっと荒れっぱなしだった肌もピカピカになりました。
これ、言葉や考え方も同じじゃないですか?
たとえば大好きな作家の、
自分的に最高の本があるとしましょう。
その本にはじめて出会ったときのことを、
今でもありありと思い出せるような一冊。
何回読んでも飽きず、
本棚のいつでも手に取れるところにあって、
折りに触れ読み返す。
すると
ああ、これだよこれ、
私に必要なのはこれやねん。
ああ、やっぱりええわー、と、満足してその日は眠る。
本を読む習慣がないなら、
漫画でも音楽でもいい。
自分が好きなジャンル、アーティストはひとりずつ違いますよね。
体にいいから!!という理由で、
好きでもない牛乳を毎日飲ませられるのが辛いのと同じように、
本当はジャニーズが大好きなのに、
頭が良くなるとか、いいものとされてるから、
という理由で
モーツアルトしか聴いちゃだめ!!
って言われたら辛いじゃないですか?
それなのに、
仕事が絡むとどうしても、
「自分が苦手な脂っこいものが三食毎日つづいて、休日も胃もたれ」
と、自分ではメニューを選べないのが当たり前!状態が続いたりする。
だからもともとの体質を無視されて、酷使した胃腸が悲鳴を上げて、
実際ストレスで胃が痛くなったり、お腹を壊したり、便秘になったり、
それが悪化すると入院レベルになったりするんです。
体に合わないものを、
人に合わせて無理にたくさん食べたらおなかを壊すのと同じように、
あなたに合わない言葉を、
無理して受け入れ続けたら心が壊れるんです。
ましてや、
最初の方に出てきた、
通りすがりにお説教してくる人の言葉なんてものは、
見ず知らずの人にいきなり差し出された得体の知れない食べ物だと思っていいんです。
そりゃあ、相手のことを一切考えずに用意された代物ですから、
実は腐ってるかもしれないし、
やばいもん入ってるかもしれないし、
食べ残しの可能性だってある。
つまりあなたが、
見ず知らずの他人の残飯処理班になる必要は全くないのです。
むしろ、初対面の人間に、そんな得体のしれんもん食べさせる方が失礼極まりない行為なんだから。
せっかく食べるなら、
あなたがあなたの体の素直な声に耳を傾けて作った
自分好みの味付けの、美味しい料理を食べませんか?
あるいは、
あなたのことを大切に思ってくれている人が作ってくれた、
栄養も愛情もたっぷりの料理はどうでしょう?
元気が出ると思いませんか?
あなたはもう、
先生に怒られて泣きながら給食を食べている子どもではありません。
あなたが食べるものは、
あなたが必要な言葉や考え方は、
あなたが関わる人は、友達は、
あなたが決めて、いいのです。
ごくまれに、
初対面でも誰とでも仲良くなれて、
いろんな人と関わっても、ものすごく元気!
っていう人もいますよね。
でも、そういう人はそもそも、
心の胃腸が丈夫なんです。
そういう体質なだけです。
あなたとはそもそも体質が違うのです。
比べるのはやめましょう。
なので、
篠原みなもの、「きらくたのしくこそだてブログ』は、
そんな、心の胃腸が弱っているあなたが、
心の健康を手に入れることを目的としています。
あなたが本当にすきなものや、
必要としているものを、
あなた自身が見つけ出し、
素直になることで元気になるのです。
篠原の役割は、いわば、腸内環境を整えるための善玉菌です。
ビフィズス菌が生きて腸まで届くヨーグルトみたいに、
2週間続けてみてください。
きっと、元気が出てくるはずです。
あなたが元気になり、イキイキと日々を送れば、
その姿を見たあなたの子どもだって、のびのびと成長するはずです。
お母さんの影響って大きいです。
いままではいつも、こどもが思い通りに動かないとイライラし、
ガミガミと怒鳴っていたとしても、
あなたが
あなた自身のの正直な気持ちを知ることで、
子どもの気持ちにも、
余裕を持って耳を傾けることができるようになります。
そうして、
自分の気持ちをきちんとお母さんにきいてもらって育った子どもは、
自分で自分の道を切り拓き、
自分にあった道を自分で選び、自ら成長していく子どものなるのです。
まずは、
このブログを読んでみませんか??
ブログを読んで、
合わないなーと、思ったら、
その時点でそっと帰ってくださって結構です。
あなたに合うものを食べないと意味ないですしね。
どうか、元気を手に入れて、
ママも子どももハッピーになれますように。
篠原は祈っています。
篠原みなも
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