小猿のような子どもたちと、国宝を見てきた話。

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こんにちは、篠原です。

 

昨日、

「美術館に子どもを連れてくのは非常識か?」

っていう意見交換会からのブログを熱心に書いていたら

(→詳細はこのおもしろ記事を是非『なぜ静かにすべき場所で騒ぐ子どもがいるのか、って話

』)

 

そりゃあもう猛烈に美術館行きたいいいいい!!

 

って、なりまして、

 

普段賑やかな子たちを騒ぐのダメ!ゼッタイな場所に連れていくどうなるかの検証も兼ね、

3人の子どもたちを連れて行ってきました。

 

それでは、我が家の三兄妹をざっくり紹介!!

 

長男(年長)→博学で勉強好き。マイペースなお利口さん。弟に対してのみジャイアン。外ではアンパンマン。

 次男(年少)→身体能力はちびゴリラ。やたら好戦的で声がでかい。誰にでも馴れ馴れしく甘え上手。じっとするのが苦手。

 末娘(1歳)→歩き始めたばかり。兄から得た知恵で道具を使いこなし、天使の微笑みを浮かべ家中を破壊する怪獣。高いところが大好き。

 

 

まあこんな感じの三人を連れて行く決意をしましたが、

車は乗れないので公共交通機関を使用し、

片手で末娘のベビーカー押して、もう一方の手で次男の手をつなぎ、長男は口頭で指示を出しての移動となります。

 

まず、乗り継ぎが大変で遠い岡崎方面(京都市美術館と国立近代美術館と小さいギャラリーがいっぱいある地域)は断念。

 

でも、近いけど京都駅の伊勢丹にある「えき」って美術館じゃ物足りない!

もっと歴史と伝統があって建物がかっこいいとこがいい!!

 

というわけで、

 

京都国立博物館なら京都駅から歩いていけるし電車も一本でええんちゃう?

 国宝展もやってるやんひゃっほう!!っと決定。

 

 

早速息子たちに報告だ!!

『カズミくんミノルくん、日本のお宝見に行こうぜ!!』

『おたから??なにそれすごーい!!みたいみたい!!』

って、わーいおたからだーおたからー!!

と、ルフィーとルパンがスキップしてるみたいなテンションで張り切って到着したんですけども。

 

 

なんと開催3日前で準備中。

 

お庭しか入れないって…。

ええええええええがっかり!!

息子たちごめーん!!

 

そんなわけでしょんぼりしたのもつかの間。

向かい側に見える観光バスの列。

 

そう!!ここの向かいは三十三間堂。

 

『がっかりするな息子たち。実は国のお宝はあっちにもあるんだ。しかもものすごいやつがな!!』

『わーいみるみるー!!』

 

ってことで、見てきましたよ千体観音像。

 

これな。

 

 

 

で、結論としては、

 

 

ぜんっぜん大丈夫やった。

 

 

まあ、そもそも騒がない好奇心旺盛長男は、おめめをキラキラさせて『すごーい』って観音像群に魅入っていたし。

 

次男も、全く騒がないしもちろん走り回ったりせず、

めっちゃ真剣に見てた。

 

末娘も、ベビーカーでぐっすり寝ていたのに本堂の中専用貸出ベビーカーに乗せたらもちろん起きちゃって不機嫌だったんだけど(抱っこひも忘れた致命的な母)

 

スタッフの方の許可を得た上でお茶の哺乳瓶抱っこさせたまま見学。

泣きそうになるたびにニッコリして『しーっだよー』

と、ほんのりあやしていたら泣かなかった。

 

 

観音様のびっしり並んだ本堂の中は、

外交人観光客と修学旅行生を中心に結構人がいたけれど、

 

ガイドさんが英語で解説してはる声が聞こえているくらいで人の割に静か。

 

子どもたちにもみんな親切にしてくださって、

 

外国の方とか赤子に手を降ってニコニコしてくださったり、

 

すごく嬉しかった。

 

 

 

でも何より印象的だったのは、

 

圧巻の観音像群はもちろん、

中央の大きな観音様や、

手前に並んでいる毘沙門像や阿修羅像を見て、

息子たちが『かっこいい』って言うたこと。

 

ほんでさらに、

 

『お手てがいっぱいあるねー。』

『千本あるんだよ。』

『どうして?』

『千本の手でたくさんの人を助けるんだよ。』

『ウルトラマンみたいに?』

『ウルトラマンよりすごいで。技が千個以上あるんやから。』

『そっか!!すごいなー。』

 

って言う会話を長男としたこと。

 

 

そう。

宗教はテレビもなかった時代の

愛と感動のスペクタクルエンターテイメントだよ長男。

 

なんか、根本的な部分がきちんと伝わった気がして、

かあちゃんものすごく嬉しかった。

 

 

 

こうして、

きっちり空気を読んでいい子にしていた子どもたちは、

 

長男→三十三間堂のお庭の池でザリガニを発見して池にはまりかける。水鳥の観察に夢中になりすぎて迷子になりかける。

 

次男→お庭だけ入れたお客さんのいない国立博物館の噴水に興奮しすぎてはまり、足が濡れただけだったのに楽しくなって自分から数回飛び込み、全身ビシャビシャになる。

 

末娘→お堂を出てからはベビーカーを拒否。乗せても乗せてもぬるりと抜け出し石畳をひたすら裸足で歩く→コケて泣くを繰り返す。

 

とまあ、

一生懸命いい子にした反動でか、

外に出てからはいつも以上に激しく動いてましたけども。

 

でも、

がんばったもんね!!

 

 

 

特に上二人については、

出かける前からきちんと、

 

『今日行くところは、静かにできる人しか入れません。

大声を出したり、走り回らないこと。おやくそくできますか?』

 

って、繰り返しお話して、

 

『できる!!』

 

って返事してくれて、

本当にできたことに、

 

なんかもうほんとうに大きくなったんだなあ。

 

って、

帰り道ずっと泣きそうだった。

 

 

もちろん超褒めたし、

二人ともとても誇らしげだったけれども。

 

なんだろう。

 

こういう場所に一緒に来られるようになったという事実に、

わたしがたぶん、いちばんびっくりして、

私が「素敵」と思うものを、

共有してくれる存在が新たにできたことで、

何とも言えない感慨に包まれていました

 

 

三十三間堂の帰りに寄った国立博物館のお庭は、

 

中には入れなかったけど荘厳な建物をみんなで、

 

『すごーい!かっこいい』

 

て眺めて、

噴水のそばでおにぎりとみかん食べて、

 

がんばったからおみやげいっぱい買おう!

 

って、

 

七条京阪近くの小さな和菓子屋さんで、

栗赤飯やらおまんじゅうやら栗餅やらをいっぱい買って帰った。

 

それがこれ。

 

 

めちゃ美味しかった。

 

京都のそこかしこにある和菓子屋さんは、

全然有名じゃない小さなお店でも100年以上続いているとかふつうにある。

 

つまりおいしいの!!

 

おけそくさん(仏壇に供えるようの白い小餅の通称)の置いてあるところは間違いないですよ奥さん。

しかも有名店と違って安いしな。

京都にお立ち寄りの際はデパ地下もいいけどぜひ!!

 

 

次男は和菓子が大好きなので、ことさら喜んでいたしご褒美感倍増。

 

あー!!しあわせな一日だった!!

 

 

 

まあ、そんなんで今日も、

 

我が子らはじめての法事だったわけですが。

 

『きのうも超かっこよかったし、今日もかっこいいと思うわ-』

と、

ものすごくおだてやすかったし、

 

『お参りの間だけはかっこよくしようね』と、

 

今日はさらにいつもと違う礼服っぽい服着せたらもう、

コスプレ効果でさらにいい子にしてくれて。

 

次男なんかはその反動でお参り後の会食時に、

おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいと連呼してだっこだっことわたしにしがみついてたせいで、

あまり親しくない親戚に

『2歳くらいかな?』って4歳なのに言われてしまったいたけど、

 

いいのです。

 

まちがっても、

 

彼らが「きちんと理解した上で限界まで頑張っていた状態」を、

「ふつうにできるもの」と、決して思ってはいけないと、

私は知っているから。

 

 

無理してがんばれば、

反動が来るのは大人だって同じじゃないですか。

 

私だって37歳だから、今日みたいな場ではそれなりに大人の振る舞いもできるけど、

4歳児相手に本気で喧嘩したりすねて泣いたりしますからね。

同じです。

 

 

4歳なら、

「一番すごい状態が4歳、子どもによっては6歳かも。

でも0歳に戻る瞬間もある。」

と、

常にその年齢ではなくて振れ幅があることを意識していれば、

『どうしてできないの?!』ってならずに済む。

 

(と、頭ではわかってるんですけどね。

忘れちゃって『自分でできるでしょ!』って言ってしまうこともたまにはあります。)

 

だけど昨日今日と、

そのことをものすごく感じたので、

ここに記しておこうと思います。

 

 

それだは今日はこのへんで。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

 

 

 

篠原みなも

 

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管理人:篠原みなも

こんにちは。

篠原みなもです。

おいしいものと、子どもの観察、

景色のきれいなところでぼーっとするのが大好きです。

1歳ハルカ♀、4歳ミノル♂、6歳カズミ♂と、

3人の子どもがいますが、

『大変ねえ!!』

って言われるたびに違和感バリバリ。

日々いかにたのしく平和にお気楽に生きるかを追求しています。

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